スペインのイケメン駅員さん

情熱の国スペイン。その国民性と言えば、とにかく明るい。そして、良く言えば大らか。悪く言えば適当なお国柄である。
大学生の頃にスペインへ旅行に行った。私は大学でスペイン語を専攻していたので、ツアーではなくガイドも付けず、同じ学科の友達とホテルだけ予約し細かい予定は立てずに乗り込んだ。行きたい街や建築物はある程度ピックアップしたが、列車の時間とかルートとかそういうものは現地で調べようと思い、行き当たりばったりの旅とした。
そのため、とにかく人に聞くことばかり。道を聞いたり電車の乗り継ぎについて聞いたり。この辺で美味しい店はないかとか、飲めるバーはないかとか、いろんな人に聞きまくったがみんなニコニコと教えてくれる。
印象的だったのは、目的地まで地下鉄で行こうと思ったが細かい乗り継ぎがわからなかったため、駅員さんに声をかけたときのこと。みどりの窓口みたいなところに難しい顔をしてパソコンいじりながら座っているイケメンの駅員さん。彼に、目的地まで行くにはどの線に乗ってどこで乗り換えたらいいのかを片言のスペイン語で訊ねた。しかし彼は「う~ん、ちょっと待ってね…」などと言いながら目線は依然としてパソコンから離さない。てっきり私はパソコンで行き方を調べてくれているのだと思い、おとなしく待っていたが、待てど暮らせど返答がない。そんなに難しいこと聞いたのかな?と思い、ひょいっと彼の見つめているパソコンを覗いたところ、なんと画面にはソリティアが開いていた。
おいおい!難しい顔してこんなみどりの窓口みたいなところで堂々とゲームやってんじゃないよ!しかもこっちの質問にも答えてないままだし!熱中してんじゃないよ!と思ったが、日本ではあり得ないことが許されるお国柄ということだな…と笑ってしまい、「もういいです」と残して別の人に聞きに行った。
本当に、スペイン適当だな…そういうところが大好きだけど(笑)

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